J-NEXUS事業の終了後、最初となる北陸RDXの第1回総会を、2026年6月30日に開催いたしました。
当日は、北陸RDXの各参画機関および協力機関より、40名以上の皆様にご参加いただき、非常に盛況な会となりました。
開会挨拶~時代の変化にあわせてさらに発展・拡大を
総会の冒頭、北陸RDX会長である北陸経済連合会の東田専務理事より開会のご挨拶がありました。東田会長は、北陸RDXが2021年から経済産業省のJ-NEXUS事業として活動を開始し、5年間で54件の推進計画を支援してきたこと、また新製品・サービスの受注や大手企業との業務提携、補助金獲得などの成果につながっていることを振り返りました。

そのうえで、2026年4月から北陸RDXが補助事業に依存しない恒久的な産学官金連携プラットフォームとして新たな歩みを始めたことを説明。J-NEXUS時代に培った連携基盤を引き継ぎながら、北陸の経済的価値を最大化し、地域の活性化と成長に貢献していく方針を共有しました。
経済価値の最大化を目指す。令和8年度の重点活動方針
続いて、北陸RDX議長の井熊 均(株式会社RICH)より今年度の重点活動の説明が行われました。
令和8年度の重点活動として「重点分野の北陸モデルを構築」、「北陸一丸となった事業資源の魅力を北陸外へアピール」、「生成AIの活用により新ビジネス創出を加速」の3つが掲げられました。

特に「重点分野の北陸モデルを構築」では、テクノロジー・インキュベーション・コンソーシアムへのチャレンジなどを中心に、経済価値の最大化を図るための具体的な取り組みを行っていくことが説明されました。
参加者全員でのグループディスカッション
重点方針の共有後には、初めての取り組みとして、参加者を7グループに分けたグループディスカッションが実施されました。

各グループではファシリテーターの進行のもと、自己紹介を交えながら、重点活動方針である「提案型による北陸新ビジネス創出」や「生成AIの活用により新ビジネス創出を加速」等のテーマについての意見交換が行われ、技術や資金の出し手にとってのインセンティブ設計や地域企業が参画しやすい仕組みづくりなど、今後の具体的な活動につながる論点が共有されました。ディスカッションには、各グループで交わされた討議内容を参加者全員で共有する時間を設け、会場は大いに盛り上がりました。
事後アンケートのコメントを一部ご紹介します。
- グループディスカッションは想像よりも意見がでてよかった。新しい産学の取組みやAI活用など時間の制約で十分な議論が出来なかった論点もあったので、さらに議論できるとおもしろいと思います。
- 国事業として取り組んだ地域プラットフォームについて事業期間中から自立化を進め、構築したエコシステムを持続的に支える組織として法人を立ち上げたことに感銘を受けており、自分たちも頑張らねばと身が引き締まる思いです。グループワークにて皆さんが関心を寄せたコンソーシアムを柱の一つとして、北陸の地域活性化、新事業の成長貢献につながることを期待し、尽力したいと思います。
- 一方的に報告を聞くだけでなく、双方向の取り組みにされたのは、有意義であったと思います。但し、テーマや進め方を事前によく検討しないと、とりとめない内容で終わってしまう可能性もあり、注意が必要だと思います。
- 今回は興味深い内容と進め方でした。 次回も楽しみにしています。 北陸RDXの今後の発展を期待しています。
産学官金の参画機関同士の交流
総会終了後には交流会も行われました。

グループディスカッションで交わされた論点をさらに掘り下げる場面や、参画機関同士が日頃の活動や今後の連携について意見を交わす場面も多く見られ、北陸RDXの新たな歩みに向けて、関係者間のコミュニケーションを深める機会となりました。
今回の総会は、北陸RDXが新たな体制のもとで歩みを進める出発点であると同時に、産学官金の関係者が改めて同じ方向を見据える機会となりました。今後も北陸RDXは、地域に根ざした連携基盤をさらに発展させながら、北陸から新たな経済価値を生み出す取り組みを進めていきます。
